自分を知り 人と社会を学ぶ アズワンセミナー

5月の連休(5/2~7)に「アズワンセミナー」開催しました。
社会の基本である”人と人の繋がり”を知る5泊6日です。
参加した人の感想の一部を紹介します。

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みんなと共に、ひたすら探究するという事を繰り返す生活に身をおくと、「こんなにも自分の中での思い込みが、当然のように自分を支配しているのか!!」と驚きの連続でした。(30代男性)

特に全過程を通して感じたことは、【言葉】はかなり不確定なものであるということ。夫婦でも言葉にまつわる喧嘩が多々ありますが、解決策は【言葉】の根本的な認識のところにあったのだと分かりました(解決しないはずですね)。
初め苦痛で仕方がなかった探究中の沈黙も、なぜ苦痛なのか?と考えると自分の癖が見えてきました。
「この時間がもったいない」という時間にせっかちであること。
「もっとこうして進行してくれたら‥」という他力本願な思考癖。
「ここに来たら何か得られる、自分は変われる」という受動的な考え方。
客観的に見たらなんて小さな人間なのだろうと思うのに、それが実際の自分なのだと思うと、自分のことは意外と知らないものだと気づきます。
(30代女性)

6日間終えてみて、じんわり何かが伝わって来て、やり方は驚きの連続でしたが、伝わってきたものは、忘れていた何か、大切な何か、自分の中にもともとある何かであると思います。
言っても言わなくても、聞いても聞かなくてもよいとか、“自分はどうしたいのか”という問いにしても、はじめは驚いたのですが、その人らしく主体的に生きることを大切にしていたら、当たり前のことであり、それを失ってしまったことに逆に驚きました。(50代女性)

参加してみて想像していたのとは全く違い、どんどんリラックスして話しやすくなっていく事に驚いた。
これまでの日常の相談、打合せでは短時間で結論を出すために、自分と異なる考えを十分に聞かなかったり、強引に話をまとめるために、ずいぶんと無理のある方法で、ストレスを感じながら行っていたように思う。
「自分について」は、きっとたくさんのきめつけがあると思う。外していくとどんな自分が出てくるのか楽しみだ。
「幸せ」とは、自分一人の幸せではなく、周囲を含めた幸せであり、つきつめていけば、世界中の人々の幸せであるということが、みんなの話し合いの中でしっくりときた。(50代男性)

周囲の人達と生きてきたこの世界は、自分がつくり出しているものであるという、感覚を持つことができて、自分の思い込みやキメツケがなんと多いことかと、愕然とする一方、新しい世界が開けたような気がしている。
これから、周囲の人に対してすごく親しみを感じられる気がしたし、実は「私」と「あなた」の境目はすごくあいまいなもので、まさに世界が一つであるかのような(As onc)、互いに家族であるかのような争いのない社会を創り出すことができる可能性を感じることができた。
自分にとっての「家族」はどんなイメージだろう。
自分にとっては温かい、利害とは無縁な関係性、そのような関りを思いだした瞬間、熱いものが込み上げてきた。
家族じゃなくても、そんな関りがある気がした。(30代男性)

私の中にはまだまだ気づいていないたくさんの囚われがあるのだと思います。でも今、このセミナーを終えたばかりの私であれば、わが子に対しても、「あなたはどうしたいの?」と、本心から尋ねることができるような気がします。
そして同じ物事に対しても、私はこう思うけれど、子どもたちはどう思うのかを知りたい。
日常に戻ったら、気づかぬうちにマイフィルターをかけて物事を見てしまうのかもしれませんが、このセミナーで学んだことを思い出して、少しずつでも自分を探究し、本心でつながる人と人との関係というものをこれからも体感していきたいなと思っています。
一人一人の主体性が尊重され、人と人とがともに助けあい安心して楽しく暮らせる世界――。
アズワンセミナーを受けてみて、漠然とこれまで私が描いてきた「平和な世界」は絵空事ではなく、実現可能だと実感できるようになりました。
わが子を含め、今を生きる世界のすべての子どもたちにそんな世界を贈りたい――。
たくさんの仲間がいたら、結構早くに実現できるかもしれませんね。
そんな世界になることを心から楽しみにしています。(40代女性)
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