「知ろうとする」人間の営み「サイエンズ」

今年5月から、始まった「サイエンズを知るためのコース」。
「サイエンズセミナー」「自分を知るためのコース」で、サイエンズに触れて、「サイエンズ」をもっと知りたい、学びたいという人たちに好評です。
「サイエンズ」と、言っても、知らない、聞いたこともない人が、ほとんどだと思います。
「サイエンズ(SCIENZ) 」という言葉は、Scientific Investigation of Essential Nature
(科学的本質の探究)の頭文字、"SCIEN" と、Zero(ゼロ・零・原点・無・空などの意味)によるものです。
「サイエンズ」の目的は、ものの本質を探究し、そのものらしく生かす、そのものらしく生きることにあります。探究、つまり「知ろうとする」脳の働きで、人が生まれた時から始まる人間の本分とも言えるでしょう。
人間について知ろう 社会について知ろうとする、そして人間らしく生きようとする、
それが「サイエンズ」です。

8月「サイエンズを知るためのコース」に参加した人の感想レポートをどうぞ。

 シンプルで簡単なやさしい理をベースとして生きている。そして理をベースとしているので「不健康」だったら「健康」になっていく変化が起こっている。
 「人間本来の姿」「一つ」「本心」・・・理をベースとした表現に自分の深いところが動いている感じがした。
 シンプル&ニュートラル・・・これからも「人間本来の姿」を知り、「現状の姿」を知る。平静さを感じさせられたコースだった。そして、また「人生を知るためのコース」に参加したくなる、そんなコースでした。(40代男性)

 現状の「人間の考え」は固定や囲いや隔てといった理から外れた観念に囚われ、不健康な精神状態に陥っている面が大きいので、そういう現状をいくら改変しようとしても一向に解決の道筋は見えてこない。まずは人間本来の姿、健康な心の状態に立って、それを損なう原因を取り除いていくという道筋かと思う。
 サイエンズスクールを開設して一人一人が自分の中にある「人間の考え」がどうなっているか調べ、自覚して、本来の自分の姿に気づくと同時に、本来の自分の心の状態で暮らせる場として、as one鈴鹿コミュニティでの暮らしが用意されている・・・。
 ・・・そうだったのかぁ。と、つながった感じ。(60代男性)

言葉にできないほどいっぱいいっぱいのことが自分の中で響いていたけど、その中でも一つ、本の最後のところに  「人も社会も自ら育つものです」と書いていたことがずっと頭の中に残っている。そして、「慌てないで、焦らないで、「一つ」の道のりを一歩ずつ踏みしめて、しっかりした根と幹を育て、社会気風を醸成し、愉快に面白く、人間本来の姿に適った社会機構や運営法を確立していきたいのです。確立しつつあります」。
待ってもらったのだろうな。自ら育つものなんだろうな。それが理に適ったことなんだろうな。自分の内なるもので動く、本来の姿なんだろうな。それしかできないのだろうな。と、うれしくて、幸せで、満ち足りて、コースの最後の瞬間、涙が出そうになった。(30代女性)

生まれてこのかた、出発は現状からだったように思う。本来に思いを馳せるということは、なかったわけではないだろうが、そこから入り、検討しようとしたことはあったかな?あったかも知れないが、あくまでそこを見ていこうとしたことは、なかったんじゃないかな?
「人間本来の姿」を知るためには、サイエンズによって、となるのだろう。安易に「分かった」「できた」など、結論づけない営み。
科学的に本質を探究しながら、実現をはかる考え方。
ちょと興奮してくる。 探究の旅は、ずっと続くだろう。 孫、子の代を経ても。自分らの代は出来るところまで。 一万回検討しても、一万一回目はどうなのか? と以前に聞いて「うーん、そうだけど」となったが、そうかも知れないと思う。
数千年以上の歴史の上にある「現状の人」と「現状の社会」から、「人間本来の姿」、「一つの社会」を実現するには、理に適った道筋と方法が必要だとしています。
この「人間本来の姿」を知り、ということと、「固定や隔てのない一つ」が、今回、自分の中に入ってきたことかな。(60代男性)
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