「心って何だ?」 学ぶ日々から

「マイライフセミナー」以外に、毎月「自分を知るた めのコース」「内観コース」「人生を知るためのコース」などのコースを開催し ています。
どのコースも、「自分を知り、自分らしく生きる」 ための探究であり、自分を知ることを通して「人間の本質」への探究にも繋がっ ていくことにもなります。
先に進むだけでなく、すごろくのように、以前に参加したコースに戻って、もう 一度見直してみたりできます。
サイエンズ留学というサイエンズを学ぶために、アズワンコミュニティに滞在し ながら、サイエンズスクールに参加するという学びの機会が、今年になって始ま りました。日々の暮らしをしながら、サイエンズを学び、人生や社会のあり方を 探っていく体験です。
ある留学生は、5月以来いくつかのコースに参加してきました。
彼女の8月「人生を知るためのコース」に参加した時の感想レポートを紹介します。

「人生を知るためのコース」感想

今の段階では「心って何だ?」「結局人間性って何のことを指すんだ?」などモヤモヤしているのですが、何となく見えそうで見えない、けれど何かある、という糸口的なものを見つけたような心地です。

キーワードは、「実際の自分」。
これもまだモヤモヤの中。
でも、自分の現れている部分である言動を「自分」だと思っていた。
また逆に人の言動を見て「その人」だと思っていた!!!
それ以外に「その人」がどこにいるんですか?!(怒)と言いたい位、ガッチリ「その人」になっていました。
今もそうなっている感覚がなくなった訳ではないけれど、言動はその人から出たものであって、その人自身ではないんだろうな、という気がしています。
みんなの心(?!)の奥底のようなところに、何だかぽやぽやして柔らかそうで温かな「その人のもと」があるのかな、と想像しています。
(略)
とても興味深かったのは「すべては1つ」。
ツクシみたいに、土から出てる所は別々だけど、土の下では繋がっているというイメージでしょうか。しかも「なずなの根っこは地獄まで続いている」という農家泣かせの野草です(笑)。
原子レベルまでいくと、確かに皆1つです。
川のように身体は形をとどめているけれど、常に何かが入れ替わっています。
そうやって見てみると、とても面白い。元は同じものなのに姿を変え、また存在する場所が違うと名前が変わる。しかも、それは常に動き続け入れ替わっている。これでやっぱり3日位検討してみたいです。

自分がしている日々のことに、今まで本当に無頓着だったんだなぁ、と思います。
何も考えず、言われたこと与えられたことをこなしてきました。自分の声も身体の声もろくに聞かずにきたなとしみじみ感じています。今の若者が「言われたことしかしない」と良く聞きますが、思考停止するような教育、先が見えないような状態では無理もないと思います。安心して、今までの経験を上手く使って「自分」を表現していく。そして、自分も相手も満たされる。そんな社会になったらいいな、と楽しい想像をしています。
まずは、自分を満たすことからしていきたいです。
(40代女性)
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