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自分を知るためのコース 参加者の声から〜自分の認識の実態を探り、本質を知れる頭に

自分を知らずに、自分らしく生きることは出来ないでしょう。
では自分を知っていくとは、どういうことでしょうか?

安心できる環境の中で、何でも出し合いながら、一人ひとり気持ちや本心を探り合っていきます。
すると、一人では気づかなかった、気持ちや本心に出会います。
気づくことで、心の奥へと深まりが進んでいきます。
安心が、柔軟なこころに成り合う場を作っていくと、一人ひとり、仲良く暮らす快適な世界が鮮明になってくるのです。

2月16日~開催された「自分を知るためのコース」参加者の感想を紹介します。

以下のページから「自分を知るためのコース」の案内が読めます。
http://www.scienz-school.org/hp/jibunwoshiru.html
20170520063938海.jpg◆人生・無自覚のスタートから、自覚を通して、豊かな人格へ進む
自分も人間も何かを知らずに、人生がスタートしているという矛盾というかチャレンジというか面白さに、人類の歴史のからくりを自分の脳を通して明らかになっていくという、とても不思議な体験の1週間でした。

それにしても、1週間のコースのゆるゆると進むながらに、中身が濃くて、終わってみると長いようで短いことに驚かされました。

人格形成ということは、まったく観点になかったです。
それに「世界・社会・人生を知る」という重要な要素が欠落しがちでした。
これからサイエンズメソッドで探求を深めて行けること、そのスタート地点に立てたことが素直にうれしいです。
自分の認識に自覚的である=日常を探究の場にしていきつつ、一つ一つのコースを進んでいけるワクワクを丁寧に進んで、社会や地球にお役にたてる人格者になっていきたいです。(女性40代)



◆心の蓋をあける「本当はどうか?」、本心を生きる道を開ける!
5歳の頃、叔母に預けられたことがあった。
その頃を内観で調べたとき、叔母に良い子だと思われたくて一生懸命になっている自分は見えたけど、「寂しい」という気持ちが全然見えなかったのにはビックリした!
5歳の子供が母親と離れて寂しくないはずがないのにと!!
そして、そこに蓋をしていた自分に気付いた時は、すごくショックだった。
たぶん、そこがいつも自分が反応するときに触れる「何か」の「源」になっているのかもしれない。

知るためのコースでは、どこまでいっても、人間の考え、自分の捉えたことの領域にから出ることはできないけど、それを自覚することで、「本当はどうか?」と、事実実際に近づいていける。

ザワッとした反応も、自分の奥底にある「寂しがっている自分」を守っている反応かもしれないけど、それもすべて自分で捉えて、自分で作っている反応。
だから、そこに気付いていくだけで、また反応も違ってくるだろうし、「本当はどうか」に少しづつ少しづつ関心が向かっていけるようになってくのだと思う。(女性50代)86937137_2918609461492910_1347221478570983424_o.jpg◆決めつけの考えが、自分の思考や行動を縛る、解放へ「実際は? どうか?」
今回の自分を知るためのコースでは、たくさんの角度から人間の考えを探究した。
ひとつひとつの課題を考えることがとても奥深く、日頃深く考えることのないテーマに取り組むことができた。

日ごとに、私の中の強烈な思い込みや決めつけがあらわになって、正直恥ずかしい気持ちになった。
自分のドロドロした部分をみんなの前で発表することになったためだが、しかし今現在の自分の状態なので仕方ないと思った。

「事実、実際はどうなのか?」
感情の波(反応)に巻き込まれる前に、一瞬の隙間を作る必要があるのだが、その時の魔法の言葉が「事実、実際はどうなのか?」だと思った。

インプット→自分独自の回路→アウトプットの一連の流れがあることを知り、そのままではただ惰性に流されていくだけ、ということも理解した。(女性50代)
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◆揺らぎ」の元、実際の世界の理解が、理に適った持続可能な郷を作る、元となる
視覚、聴覚、味覚、触覚、臭覚などの感覚は、何かインプットするものが有って始めて起動し、反応として何らかのアウトプットをするのではないだろうか?
何も無ければ感覚は静かにしていて、何かあれば「ゆらぎ」が起こる。「ゆらぎ」が感覚を刺激して「ゆらぎ」が何かを調べ、実態を掴み、しかるべき反応をする。
すべての「ゆらぎ」は自分の中で起っていて、この「ゆらぎ」を冷静に制御できれば、いつも穏やかで平静を保ち、
「ゆらぎ」の元となる「事実あるもの」をそっくりそのままとらえられるのでは?

実際はどうかに関心を持ち、探求し続けることでしか持続可能な理想郷を創り展開し発展させることは不可能。 
実際はどうかに関心が無ければ、人類の存続も危うい。

人間の考えとはどういうものか?
欲求(本能)から発して、今や果てしない欲望(お金)を基本に考えている? 損得?
建物を建てる⇒どこまでが人間の考え?
人間の考えの及ばない自然界!
本当に大切なことを学ばずに、知識情報などを詰め込み過ぎ! 

「自分を知るためのコースの段階的目標」に掲げられている「人間の考えを知る」を体感することが出来ました。
生活の中の多くのことが、人間の考えで作り出したフィクションだということも納得。
自分の感覚を通して実感し惑わされない基礎作りが出来たように思えます。(男性70代)



◆本心や本当の願いを「知っていく」暮らしが、日常の変化へ
1月に内観を受けて、自分の捉えていなかった本心らしきものが見え隠れした。
びっくりした。
なんで今までそういう気持ちがあることに気づかなかったのか。
この気持ちが見えていれば、そのときそのときで素直な態度や行動ができたじゃないか…。
自分の本心や本当の願いを見られるようになりたいよ。

日常ではごく当たり前に、しかも「絶対的に」「強迫的に」せまってくる事柄。
いろんなことが「絶対に無理!」だ。
なんでこんなになってしまっているんだろう。

「できないこと」を日常の暮らしで試してみたい気になった。

自分を、人間の考えを、知らない状態。
まだスタートにも立っていない。
背伸びをしない、自信のない、無防備な私に戻りたい。
スタッフさんが言った「知る暮らし、知っていく暮らし」。
印象に残った。
知っていく日常に向かいたい。(女性40代)IMG_20200224_122744.jpg      サイエンズスクール第二研修所の花
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