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人として

人が人として生まれ、人として、その人らしく生きる。

そもそも「人」とは、どういう生き物か?

「人が生きる」とは、どういうことでしょう?

5月「人生を知るためのコース」に参加した人のレポートの一部を紹介します。



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人の自分の行為言動の現れの前に 意識上の自分の思いや、考え意思・感情・欲求・気持ちがある。

そこを紐解く?と本心にたどり着くらしい。

言動だけ見るとわけが分からなく、みんな違って、どうやっても争ってしまうように思う。

何を言っているのか、何をしたかったのか、内面を見ようとする。 

行為言動の良し悪しではなく、重要なのは、内面。

弟と言い争った事が印象に残る。

何を言おうとしていたのだろう。

思いに気づく、してほしい中身は、弟の人間性を表していた。

人の、自分の本来性は、満たされ、人と人との繋がり、社会の中で、豊かに、多様に、繋がって、受け継がれていく。

実際の世界、自分の成り立ち、自分が何者か、人が何から出来ているか見ていくと、そのまま、実際に近い形を好むように思う。(20代男性)



悪い事しそうな○○さん、私の見方に悪い人というレッテルを貼っている姿を思った、悪い人を事実にしている感じである、私の中にその人の距離感が発生してくる、隔てが出来ている。

その人の内面・心に、目を向けていくと、「気持ちは?」と、レッテルが剥がれだす。

何を願っての行為・行動なのか? もっと深く、その人の心底は?と、見ようとして見ていくと、広がりと深みをもって見えてくる。レッテルを貼った薄っぺらい自分の癖が遠のいていく。

人は、社会の中で生まれ、愛情を受けて満たされて育っていく。

人の中で安心を得、聴いてもらえる・受け止めてもらえる、人の心に満たされて、知る能力を育てながら、成り立ちを知り、事実・実際の豊かさを感じ満足し、自らの内に湧いてくる欲求によって動き、人によって欲求を叶えてもらえる嬉しさを知り、人の欲求に応える喜びを倍加させながら、人と人の中で人と共に、幸せに成り合っていく・・・人生。

人の心は元来優しい、奥底に愛しむ心が見えてくる、豊かな心の人生が、豊かになり合っていく、心育つ人生が・・・。(60代男性)
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