鈴鹿で1年ちょっと過ごしてみて

2018.10.02 Tuesday 11:48
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 今回はアカデミーで過ごしている中での、個人的な近況とか心境を少し。
 
 僕(※写真の右下の白シャツ、青パンツの男)は去年の五月から三重県の鈴鹿に来て1年4ヶ月が経ち、今はアカデミー生として生活してます。

 来た当初は半年ほど滞在して、その後また仕事をしようかという感じだったんですが、アズワン鈴鹿コミュニティで時間を過ごせば過ごすほど、何かを勉強をしたりするのではなくて、本当に人として成長できるできるような気がして、気づけばここまで長く居着いてます。

自分は人生で何を望んでいるのか、人の本来の幸せとは、誰もが幸せになれる世界とは、あまり普段は人と話せないような話が日常の中で出来て、お互いに深く話し合えるのが楽しくて、そんな感じで過ごしていたら途中で予定も白紙にしちゃった感じでしょうか。
 
今振り返ると東京で仕事をしていた時も、人や仕事の機会に恵まれ、お金にも時間にも余裕のある暮らしではあったと思います。

ただ、仕事・収入や趣味の充実といった外面的な条件では充実していても、自分の中に何か満たされなさも感じていました。

社会の常識の中でいろいろなものを諦めたり妥協をするものの、「本当は人としての本来の幸福はこんなものじゃないはずだ」みたいな思いを常に抱えて生きてた感じでしょうか。

アズワン鈴鹿コミュニティでの生活を通して、東京で仕事をしていたときははっきりとは見えなかったものが、見え始めているような気がしてます。

自分ではある程度自由で心理的にもそこまで大きな問題はないつもりでも、実は社会通念や常識に強く縛られていたり、義務や責任を自分や人に強いる心の状態であったり、常に不安や恐れの中で動いていることに気づきました。

そうした自分に内在する悪感情に気づきながら、現状の自分はあるとしても本当はどう生きていたいのかが少しずつ見えてきている感じです。

「これからどうするの?」ともよく聞かれますが、今は期限なども決めずに、鈴鹿での活動に力を注いでみたいと思っています。

人生を通して、高校、大学、東京で仕事をしていた時と心の奥ではずっと同じ事を変わらずに願い続けてきた気がしていて、それを今は鈴鹿で、自分の本心を確かめながら、それを具体的な活動に結びつけていきたいな、とか思っています。


...まあ、こう書くとまとまってかっこいい(?)ですが、日常は右往左往しながら、ぼちぼちですかねー
でも、アカデミーで生活していても、周囲の環境や人には本当に恵まれてるな、と素直に思うかな。
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