心通い合う話し合いは「人を聴く」ことから始まる

家族間や職場でも人と人の交流の多くが、話し合いを通して行われていると思います。
その話し合いが上手く機能しないことが、不快な気持ちを起こし、不満な心の状態をつくり、争いを起こしています。
「人を聴く」ことは、心がその人そのものを理解する方向へと進み、人と人の間に、温かい心の世界が展開されます。

12月20日からの「人を聴くためのコース」に参加した人の感想です。
一部ですが紹介します。
photo0000-4036.jpg気持ちや意思に関心を向ける心の状態へ!

相手の気持ちや意志や欲求を聴きたい、自分の気持ちや意志や欲求を聴いてほしいというのは、もともとの人の中にある自然な心の働き。
人には、そういう回路というか通路が元々備わっている。

実際にはない「やること」に関心の大半を向けていた自分が見えて、これでは聴くが実現しないのは当たり前だった。
人を聴くは、やることではなく、相手や自分に関心を向ける心の状態。

何かをやることやどうやるかという世界から、人と人がお互いに関心を向け合う世界へ。
もともとない「やること」重視の世界から、実際にある気持ちや意志や欲求重視の世界へ
かつてない、新たな年が始まる。(男性60代)
.
.
.
人を聴くは ⇒ 豊かさの味わいへ(人間の繁栄のベース)

「人を聴く」とは、人に対する本来の人間性の現れを表現したものだと思う。
人への関心とともに自然と現れるもので、意識して・がんばって行うことではない、というのが大きな発見だった。

「人を聴く」ことで、安心して知恵を出し合い、相手の世界の豊かさを知って味わうことで自分の世界も豊かにできる。
創造的な活動や人間の繁栄のベースになるもの。

自分自身や身近な人を聴くところからはじめていきたい。

コースからの帰宅後、妻に家の事をやってもらっている事実と豊かさ、そしてその中に妻の心がたしかに存在していることを感じることができた。
「夫婦間の役割分担・仕事量は公平であるべき」という人間の考えで、事実が見えていなかったな、と気づいた。

そして今朝目覚めたとき、普段頭に浮かぶ「やるべきこと」は実際には存在しないということに気づいた。
背中の緊張が流れていくのを感じた。

事実を知ることの力を実感しています。
これからの変化が楽しみです(男性40代)
img3034_IMG_20210110_104133.jpg
人を聴くためのコース | - |

見て聞いて、自分が思っているという自覚が、知性を働かせる!

自分をそのままを見る力を培うことによって、日常の見たり聞いたりして思っている自分を、科学的に調べていけるようになります。
そして、物事を素直に見られるようになり、実際はどうかと知性が働き始め、柔軟な思考が出来る頭に変化していきます。

12月19日からの「自分を見るためのコース」に参加した人の感想、一部ですが公開します。
img3121_file-nagano.jpg頭の中をそのままを見ることで、妄想が小さくなる
私にとって大きかったのは、事実、実際の世界と、見てから後の事は頭の中の事でその間に区切りがあるという事。
その区切りがハッキリしてさえいたら、自分の妄想は膨らまないなと思った。

自分を見るときに、その時の自分の心の状態や意思や欲求があって、それを捉えて言葉にするのだけど、その言葉になる前の自分を見ようとするのかなと思った。
そして、捉えたものに反応して、思いや考えが出てくる。
私はその思いや考えを事実化することで、悲しくなったり重くなったりするようだ。
固定化しやすい頭だね。

過去の大きな反応、悪感情が出た例も、出して客観的に見てみると、その時の自分はそう捉えたんだな、寂しかったんだな。
聞いて欲しかったんだな。と思う。
それを相手の言動のせいにしてたんだな。
言われる。 させられる。 責められる。 思われる・・・られる事なんて無い。

例え相手が押し付けてるとしても、機嫌が悪いとしても、そうなのかな? どうなのかな? ってなったら、自分が暗くなったり、重くなったりしなくてもいいなぁとおもった!(笑)
なんだか随分軽くなった感じ。(女性、50代)
.
.
.
無自覚な自分を見ていくと、自分の本心が観えてくる
相手がそう言ったかもしれないと思っているけど、実は相手がそう言ったんだ。
そうした。
それが起きた。
という無自覚の自分がいるな〜

自分を見る。自分の本心を知る。 
それから相手と通じ合って、検討が出来て、やさしい社会が生まれるかな。

今回、自分を見ることと本心で生きられる社会の実現をちょっと見えてきたかな。 
自分を見るの重要性をちょっと見えてきたかな。(男性、30代)
images.jpg
自分を見るためのコース | - |
1