身に付いた物差しで、自分が窮屈になっていませんか?
当然のこと・当たり前になっていることを、ゆっくり見てみる時間です。
見ていくと頑固さの元に、辿り着きます。
見るだけで硬い心がゆるくなる。
どんな感じかな? どうなっているのかな?・・・と、だれにでもある知性が働き始め、こころが軽くなっていきます。
12月15日から開催されたサイエンズスクールの「自分を見るためのコース」に参加した人の感想を一部紹介します。
◆笑われた・見下された、って? どうなっているのだろう?
コース中、気持ちが重くなったー自分の発言に、みんなに笑われたから、見下されたからーこれは私のせいじゃない、そうされた(笑われた)からだよ
自分がそういう反応になっているのすら気がつかなかったけれど、人の似たような発言を聞いて、そういえば自分もそうだということに気がついた。
*人は他人に嫌にさせたりされたりすることができるとなってる。
*気持ちが重くなるのは自分が好きでやっているじゃない、怒ったりへこんだりショ
ボンになったり反応するのは、自分でやっている実感がなくても、自分でやっているんだな。
自分の意志じゃないものがあると、なっているのように捉える時すら自分の意志(中のもの)。(30代女性)
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◆自分の考えであることを認識した次に、自分の中の何が反応しているのかを見ると!
わかっていても繰り返し起こる反応とかは、自分の中の何に反応しているのか?
忘れていたと思っていた子どもの頃の経験で、意外と残っているものがあることに気づいたりした。
これまで何か感情が動いたときに、相手の言動や相手ついて思ったり考えたりはするが、自分の中は一切見ていなかった。
自分の中の悪い感情は、なるべく人に隠し、自分でも蓋をして触れないようにすることが多かった。
他人が入ってくることはできないが、自分が自分の中を見るのは自由だ。
心の反応は、自分の中を探検するチャンスかもしれない。(50代男性)
◆反応と・捉え方と・自分独自の回路は、どうなっているのだろうか?
文字を見たり、お腹空いたと聞いたり、絵を見たりして、この事をやってみたと思う。
その事例は考えられるけど、自分の例になると・・それが当然のように感じてしまう。
そういう言い方は無いんじゃない?
避難されている。
自分が捉えた事を、そうだとしてしまっている。
リンゴを食べて甘いと感じたのは自分だけど、そのリンゴが甘いとしてしまっている。
絵を見て、ドラえもんとミッキーマウスの混じったようなマスコットだなと思う。
中国にありそうとか、偽物だとか。
自分の中にあるドラえもんとはこういうもの。
ミッキーマウスとはこういうものというのがあって、それに照らし合わせてそれは違うとしている。
それそのものが間違っているように感じる。 そして、それは偽物だとなる。
それはそれ。
そのものにいいも悪いも無いんだけど。
それってどういう事だろう。そのままが認められない状態。
そう反応するまでには、自分なりに付けてきた感覚や、考え、体験からくるもの、自分を守るような姿勢、その人に対する要望、さまざまなことが、自分独自の回路になって、出てきているのだろう。
でも、今まではそれで片付けてしまってた感じがする。
そういう回路があって、それで、なぜ、そのような反応をしているのか。
反応は既に出てしまっているもので、はっきりある。
それまでの間にどのような捉え方があるのか。
今まではそこをよく見る所までは至ってなかったと思う。
それどころか、反応自体をよくないものとして、隠そうとしていた感じもある。
見るに至らない。
考えても堂々巡り。
文字を見て、『今年の文字は「災い」てす。』と読む。
いろいろ検討しても、やっぱりそこに文字が書いてあるように見える。
うーん。どういう事かなぁ。
じーっとボードを見ていたら、子どもは、ひらがなしか読み取れないだろうな。 のとかはとか読むのかな。
今という漢字は、カタカナ読める子はラがあると思うかも。
それを日本語として読んでいるのは、その人なんだな。
私はこれをどうして、ことしのもじは・・って読むんだろう?と思った。
そうしたら、なんかそこに文字が書いてあるって言えなくなる感じもして、ちょっと緩んだ感じ。
隙間ができた感じがした。
そう捉えているのは、自分なのに、なぜ捉えた事が事実になってしまうのだろう。
日常はその捉えた事に振り回されているんだなぁ。
ここはこうする所、やるべき事がある、これは自分のやりたい事のはずだ。
そういうもので、自分がどうしたいかってすぐ出てこなくなっている気がした。
まずは、自分の状態を知るところから。
いいも悪いもない。
見るだけ。(40代女性)
以下のページから自分を見るためのコースの案内が読めます。
http://www.scienz-school.org/hp/jibunwomiru.html【 続 き を 閉 じ る 】