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ありのままの自分を受け容れ、そのまま観ていくと、底にある素直な心に出会います

内観では、ありのままの自分を客観的に観る、ということをします。
じっくり観て、観る力がついてくると、自分の中にある固定した考えやフィクションによって縛られている自分自身が観え始め、実際の世界へと目が向き始めます。
自分が今生きている実際を知り、実際に受けてきたものによって、満たされて生きていることを知ることで、自身の中にある縛りの考え方から解放されて、事実・実際の理に適った暮らしに向かって歩み始めるのです。

先日開催された内観コースの、参加者の感想文を一部ですが紹介します。

以下のページから「内観コース」の案内が読めます。
http://www.scienz-school.org/hp/naikan.html
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◆客観的にそのまま観ることから、素直な自分へ
内観の部屋は凛として清らかな空気がある。
夜もぐっすり寝た。
何かに包まれているような睡眠だった。
法座の中は母の胎内にいるような感じだったり、空の上を飛び回る感じだったり、夜の空もあったような…非日常の空間旅行だった。

内観の途中でスタッフさんが言った。
「客観的に観ることは、その時をそのまま、その状況も含めて観てあげる」まだ意識が邪魔をしてうまくいかない。
間脳を揺るがすような体験をしたい。(女性60代)



◆感情がそのまま見え始めると、「事実・実際」の豊かな世界が見えてくる
内観やれてよかったな。
ただそのままみる。 
否定も肯定もしないで。 
そこは意識したかな。
この1週間、その練習をしてた感じかな。
嫌だったこと、つらかったことはその時起きた感情、その記憶ばかりをずっともって、
実際のその時、どんなことをしてもらっていたのか、その時の自分・・・・
(女性30代)



◆安心を受けている、計り知れない心の満足!
父、母
帰る場所、戻れる場所、甘えられる、理屈では推し量れない何かをもらってきたのだなと感じた
印象に残ったのは父と過ごした記憶、憧れや安心を抱いているような、父といる時はお金のことや後先の事を一切心配していない自分がいるなと思った(男性30代)



◆ありのままを見て、自分をそのまま認められる、楽で健康なこころ
事実私を、ありのままに見るだけで、幸せになります。
モノゴトをありのまま見えたら、その人の人生はそれだけで幸せになります。
内観しながら、表面的なことしか見えてない、あまりうまくできないと、そわそわ、時にはイライラ。
面白く内観できたらいいねとスタッフさんが話してくれて、はっとした。
できない自分がダメ、ちゃんとやらないとと、がんばろうとする自分が見えてきた。
この人生、「やめたい」「いやだ」の言えない連続だった。(全く言えなかったわけじゃなかった)
我慢の練習をたくさんしてきた。(男性20代)
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◆「やってもらっている」ことをそのまま観ると、相手の心に気持ちが向いていく
これまでの自分の人生を、サラッと思い返すだけでも、「自分はほんとに沢山してもらってきた」「子どもの頃から可愛がってもらってばかり、大人になってもいつもしてもらってばかり」と思っていた。と思う。

改めて、私がやりたいという事をやらせてもらって、やってほしいという事をやってもらって、これが欲しいというものを買ってもらってきたんだなぁ、と。
わりと大人しく、あまり親を困らせず、自分てそんな子どもだった、そんな風に思ってたかな。
いやいや、結構、我がままにやらせてもらってきたんだなぁ、と感じた。

母や姉に対して、
とにかく、気持ちも物も沢山に注いでもらってきたという感覚。
「やってあげたい」というのを感じながら、きたように思う。
私の中で、「やってもらって、やってもらってばっかり」というのがどうなってたかな? とちょっと思った。
母や姉の、何がそうさせるのか? 相手の心の方に気持ちが向く。
いつも私を思ってくれている。

今回の内観を通して、「みんなの気持ちを受けて育ってきたんだなぁ」と今までと違った視点で捉えられた感じがする。

人の「やってあげたい」の気持ち(心の方)を見れたら、どんな風に応えて来れたのだろう、と思った。(女性30代)
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