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じっくり、ゆっくり、顧みる時間をもってみませんか・・・。

知らぬうちに自分を縛って、人も縛っていませんか?
あり方で心に蓋をして、本心が見えなくなっていませんか?
自分をジックリ観てみる機会を、自分にプレゼント・・・。
解放から、自由な心の状態、本心で生きる世界・・・自由への道。
10月のサイエンズスクールの内観コースに参加した人の感想を紹介します

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♡ あるがままを観る、気付きから本心へ「知る」とは!

母から受けて来たものは大きいと思っていたけど、改めて内観すると母の置かれていた状況とかに思いがいき、頭がさがる。僕は身勝手な奴だと。
今年母が死んだとき早く行って少しでも安心させてあげれなかったと自責の念。
母だけじゃなく父や兄、周りの人から受ける温かいものを感じる。

普段頭やる事一杯で中味、実際の方には意識言ってない。
責めたり恨んだり嫉んだり、そういった気持ちを打ち消すような努力してごまかし、認めていない自分に気付く。
そうゆう自分だと言うことを知っていまからか、その解消は。

仕事と自分の関係を内観した。
パット出てきたのは、生きがい。
その場を通して合う人とのつながり。
話したり、田畑や道具を貸してもらたり、喜びあったり、怒られたり、慰められたり。
タダでモノを貸してもらえる人が何人もいる僕は幸せものだ、改めて気付く。(56才男性)
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♡ 腑に落ちると腹の底から動きだすこころ、「知る」とは!

2回目の内観だった。今回は何度も嗚咽した。
「親だからやってもらって当然」という思い込みを外して、実際にやってもらった事を思い出してみると、それはそれは山のようにある。
一方で自分がやってあげたことはほとんど何もない。

心配をかけた事も数えきれない。
それなのに自分は長いこと、母を自分の従属物のように思い、自分の言いなりになって当然という意識でいた。
それどころか、少々知恵が付いてきた頃には、知識の乏しい母を馬鹿にさえしてきた。

自分に与えて与えて与え続けてきた、この世にたった一人の存在だという事実がやっと腑に落ちた時だろうか、腹の底の方から感情と涙が溢れ出してきた。
本当に申し訳ない気持ちで一杯になった。

これまで自分は、どうして母に対して感謝の気持ちが薄いんだろうと思っていた。
それは「母親だから当然」という思い込みに邪魔をされて、事実を知らなかったんだなあと今は思う。

父についても弟についても、たくさん泣いた。

♡ 気付かずに、自分を縛ってもの「知る」ことで、解放が! 自由な心へ

「嘘とごまかし」というテーマで人生を俯瞰してみたのは面白かった。
前に働いていた養豚場の排水問題を解決しようとした時。
そして養豚の経営を改善しようとした時。
「自分で何とかしなくてはいけない」というモードに入ると、それを解決しないと自分の存在が脅かされるような不安というか恐怖感が出てきて、居ても立ってもいられなくなった。

結果としてそれらの問題に懸命に取り組むことになるので、問題は解決したように思えた。
解決できる程度の問題だったから良かったが、解決できないような問題だったら病気になりかねなかった。

その恐怖心を辿っていくと、高校に入って数学が理解できなくなり、これまで自分が抱いていた「勉強ができる子」のイメージが壊れるのが怖くて、必死に自分を追い立てていたのを思い出した。
その時の恐怖心が今の自分の行動にも影響を与えているのかもしれない。

今、気づくことで、これからの人生で同じパターンを繰り返すのを防げそうな気がする。
多くの気づきを得た内観だった。(60才男性)
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