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観察 そして 自分に問う

 「自分を知るためのコース」では、「どんな自分だろう?」 というのもありますが、そもそも「自分」とは、なんだろう?どうなっているのだろう?と、観察することから始まり、観察すると、「なぜ、そうなったのだろう?」と、もっと探ってみたくなります。



4/3~9の「自分を知るためのコース」に参加された方の感想を少し紹介します。



小さい頃、おばあちゃんに「なんで?」を連発していた。

「なんで?」と聞いて答えが返ってくると「それは、なんで?」と次へ次へと続く・・・。たまらずおばあちゃんが言った言葉が「ごんぼ掘り!」。もちろん私は「ごんぼ掘り、って何?」と聞く。「ごんぼ掘り」とは、掘っても掘ってもなかなか先に届かないごんぼ(ごぼう)を掘る人のことで、「それは、なんで?」と際限なく聞くのは「ごんぼ掘り」みたいだ、ということだった。

あまり「なんで? なんで?」と聞くのは、大人を困らせることらしい、ということがわかり、だんだんと「なんで?」と外に発することは少なくなった。しかし、自分の内に「なんでやろ?」という自問は大人になっても続けてきた。

これまでも、これからも、続いているこの「ごんぼ掘り」が、今の私のベースになり、今私はここにいるのだろう。 さあ、さらに掘り続けてみましょうか・・・。

(60代女性)
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