知性の発揮~アズワンセミナー

誰もが幸せを願い生きています。が、
「幸せに生きる」そのことに、人は、頭脳や時間をどのくらい使っているでしょう?
アズワンセミナーは、人と人の安心のなかで、
自分の頭、みんなの頭を寄せて、
「どうなっているのだろう?」「なぜだろう?」と
素直なお互いとなり合い、知的に話し合う体験です。
1月のアズワンセミナーに参加した人の感想の一部を紹介します。

*  *  *

セミナーが始まって最初に感じたことが「つまらない」でした。
初日の探究会が終わって「あとこれから5日間も続くのかぁ」と考えたら、正直、帰りたくなりました。
ですが、みんなと共同生活をしていく中で緊張感も溶けていき、自分の意見も少しですが、話せるようになりました。
そうすると、どんどん楽しくなってきて、より深く探究することもできて、「最後までできる!!」と思えてきました。
同じテーマでやっていても、一人ひとり考え方が違っておもしろいし、その考えを聞いて、自分の考えが変わっていくのもおもしろかったです。(10代男性)

そっか、探究するのかって思い出して、気持ちが楽になった。
また、無理に話さなくてもいいんだって思って、ほっとした。
人間何かしらの制限を背負っていると思うけど、それをゼロから、何もない所から考えていけたら楽しいなって、リセットした状態で見れたらもっと自然に生きれるんじゃないの?って。
もっとしたい気持ちが溢れてくる、もっと探究したい。
嫌な感情も愛したい。所有って何だろう?Aさんは、なんで家族に反応するんだろう?喧嘩をしたくない心理はいったいなんだろう?このもやもやはいったい何だろう?
こんなことを探究するとわくわくする。(20代男性)

とても充実した日々だった様な気がしますが、何を話しあっていたか記憶があいまいな感じです。
何か得られたような、何かがはずれたような・・・
たまにはぶつかったりするのが当たり前って思っていたけど、そうでは無い事に気付きました。
本当に幸せで心からやりたい事ができ、相手との違いを受けとめ合う間柄に、心から本音で話せる安心、安全な場になれたとしたら、ぶつかり合う事もないのだと思いました。
幸せって、楽していいんだなぁ。
今まではすこし歪んでいたかもしれないなぁと思い返してみています。(40代女性)

「世界中のみんなで幸せになろう」
5泊6日間、寝起き、掃除、食事と生活をともにしながら、実際はどうだろうと「世界中のみんなで幸せになる」ためにはを知るために、準備された問と、本を使って、12名+スタッフ3名と探究をしていった。
社会を改めてゼロから見ていくための問い
アズワンの世界に導くための問い
未の関係から有の関係への移行
関係性の変化を使った問いの探究
セミナーそのものが新たなコミュニティの構築とネットワーク構築をはたしている。(40代男性)

今回12名の参加ということで、とても多いので、自分の中を深めることができるのかなって、正直、不安、嫌だなって思っていました。
そして、探究会の最初のほうは、何か言葉じりを捉えているなあとか、話が違うほうに行ってるなぁ、深まってないなぁと思ってイライラしていました。
だけど途中で休憩の後に内容は覚えてないけど、A君が自分の気持ちを言ってくれた後から、少しずつ雰囲気が変わった感じがして、自分にとっては居心地の良い感じになりました。
その後は、何で自分がイライラしてたのかなぁって考えてみると、「ここはこういう事を話し合う場だろ」とか決めつけがあったなぁと思い、また、それぞれの人が何でそういうことを言ったんだろうって、人の気持ちに向いてなかったなぁって思いました。
何かそんなことに気付く(?)、感じて、人に気持ちが向きはじめると、自分が変わったのか、周りが変わったのか分からないけど、穏やかな雰囲気になり、とてもリラックスした状態で、探究に臨めました。
そうすると12名という多さが逆に良かったなぁと思えてきました。
人数分の気持ちがあり、自分が思いもつかない色んな面からの見方を気付くことができたからです。(40代男性)

初めて出会った人達との5泊6日の中にはそれぞれ色々なことが起こったと思う。
今まで当たり前にしてきたことを崩される恐怖。
自分がなくなってしまうのではないか。
それを外すというのは苦しい、怖いという思いが強いのかな。
けれどそこに責めがない、上下がない、義務も正義も、ない・・
この無い無い尽くしの中では誰もが素直になっていくように感じた。
世界中の人が幸せに暮らせる社会の実現は可能だなという事と自分のやりたいことがまた一つハッキリ見えてきたように思う。
やりたいのは事柄じゃなく「人」のこと、気持ちを向けたいのも「人」のこと。
全ては「人」に。(30代女性)

知識・経験はあるが、それをそうだとキメつけたり、前提として考えないで、ゼロから「実際はどうだろう」と探究する。
この言葉をじっくりと体の中に入れていく6日間だった。普段、いかに自分自身の知識・経験に頼って、そこに当てはめることをしているかということを実感できた。
「丁寧に生きる」という当面の自分のテーマが見つかった。丁寧に生きたいなあとなんとなく思っていたが、今回のセミナーでそれをしっかりとしたテーマとして位置付けることができた気がする。
社会というものをよりよくしていく時に、無理せず、人間の本質に沿っていくことで自然に変化していくという考え方にとても共感した。どこか無理して世界を変えようとするのではく、自分を見つめることで無理がないプロセスで世界も変わっていく。これは丁寧に生きることにもつながっている。
お金や所有についてはもっと探究していきたいテーマであり、どこかでじっくりと話を聞く機会をもらえないのだろうか?
人がライフスタイルを大きく変えようと思った時にはこの部分が壁になりやすい。その壁をどのように捉えて、そしてその壁をなくしていくか、もっとオープンに見えるようになると、もっと軽やかに生き方を変化させていく人が増えるのではないかと思う。(50代男性)
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