振り返る

年の瀬に入り、テレビでも「2012年を振り返る!」といっていろんな出来事をまとめ、「あー、あんなことがあった」とやっています。

ひとはなぜ「振り返る」のかなあ・・・なんて思ったりするのですが、それはひとまず置いておき・・・

サイエンズスクールでのコースやレッスンでは、常時この「振り返る」人達でいっぱいです。

といっても、「あんなことがあった」「こんなことがあった」よりも、「自分の内面」がその振り返りの対象となっています。
ひとはいろんなことを言ったりやったりしますが、その言動の前にはその「内面」がありますよね。

言うと当たり前のようなことですが、「やったこと」から判断し、
「そういうことをするにはそういう人なのだろう」とか
「そう言うには嫌な気持ちなのだろう」とか、
自分に対しても、
「こんなことをしてしまう自分はダメだな」とか、
「よく思われたいからこうしとこう」など、
案外、言動をまず判断して、内面を察し、時にその人というものを決め付けているようなことがとても多いように思います。

先にあるのは、というと変ですが、なんらかの「内面」からその時その時でいろんな言葉になったり、行動になったりしていて、それ(言葉・行動)はあまり当てにならない?ことだったりするかもしれません。
「よくよく聞いて見たら全然違った」なんていう経験は結構していると思うのですが。

はな先にある内面の存在、目には見えないけど「在る」内面。気付かないで、やることだけに目が行っていることが多い日常ですが、自分の内面は見ようとしたら見えるのではないでしょうか。

そんな自分の内面をよく見て、理解し、自分を知ろうとする人達が、今年もたくさんサイエンズスクールに来たり、そこからその人の日常へ戻ったり、そして又来たり、しました。その実態はとても表現できていないのですが・・・

又来年も、自分を知り、その人らしくよりよい人生を歩くためのスクールに、たくさんの人が行ったり来たりするんじゃないでしょうか!!
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