アカデミーのお正月 実家帰省 前編

2019.01.09 Wednesday 23:19
明けましておめでとうございます。
たっきーです。
皆さんは、この一年をどんな年したいですか?

僕の今年の抱負は[ぼちぼち生きる]です。

ゆっくりと、丁寧に、ぼちぼちと。

日常をもっと大切にして過ごしたい。
だから、ぼちぼち生きる。

そして!!
今回は、僕のお正月のことを書いていきたいと思います。
なんと!
前編後編の2回に渡り、お伝えしちゃいます!


では、前編のはじまりー!



1ヶ月半ぶりに実家へ帰る。
今回は、おじいちゃんのおうちへ1年半ぶりに行く。
毎年1月1日はおじいちゃんの家で新年会が開かれる。

そこでは、カニが食べ放題。
そして、おじさんの奥さんの作る唐揚げがこれまた絶品だ。
何よりもおじいちゃんの作るもつ煮込みは絶品だ。

今年はお袋さん弁当のおせちがそこに並べられる。
何だか楽しみだ。

前回の新年会では、僕がよく分からないところに行った話で盛り上がったようだ。
でもそれを聞いたおじいちゃんは本気で心配したらしい。

今回は僕の姿を見せることで安心してもらいたいなと思っている。
おばあちゃんも、だいたい人の話は忘れてしまうけれど、僕が鈴鹿にいることは忘れずに覚えていてくれている。
僕は1回しか鈴鹿に行くことを伝えていないけれど、それを忘れずに時々
あのこはいつ帰ってくるんだい?と回りに聞いているそうだ。


そして、帰る手段はヒッチハイク。
亀山まではファームの稲垣さんが送ってくれた。

午後2時30分から、亀山インターで一時間くらい、雪が降り積もる中、寒さに震えながら立っていた。

一時間くらいやってもほとんど声をかけてくれないと、だんだん今日帰れるだろうかと疑問が出てくる。

諦めたくなってきたとき、1人の女性の人が声をかけてくれた。

ずっと立ってて寒そうでかわいそうだから、大丈夫?
どこまで行くのかな?

東京まで行きたいんです。

静岡までだったら乗せてあげられるよ。

ありがとう!
寒くて死にそうだったので助かりました。

彼女は旦那さんと二人で界から三島の実家まで向かっていたそうだ。
毎年、この日に実家へ帰るのが恒例になっている。

渋滞もあって約3時間半くらいで駿河湾沼津SAまできた。
でも、もうそこで7時になってしまった。

1時間,たったけど捕まらなかった。
親に連絡して、明日になるかもしれないと言ったら今日中に帰ってこいと。

そこで、SAを降りて駅へ向かうことに。
だが、そこには従業員の人も車で来ているらしく沼津駅までは、車で20分はかかる。

真っ暗な道を1人、歩道が整備されていないせいか草を掻き分けながら進んでいくと、1号線に続く道に出た。

でも、一向に車が来る気配がない。
眼下には遠くのライトが星のように綺麗な景色が広がっている。
上を向くと、たくさんの星が輝いていた。
これは進むも戻るも出来ない状況になった。

すると、遠くの方からライトが近づいてきた。
僕は駆け寄っていき、話しかけた。

駅までつれていってほしい。

あんた、何でこんなところにいるの?
こんなところじゃ、誰ものせてくれないよ。

でも、おばちゃんのせてくれたよ。
あら、そうね。

でも沼津駅なんて書いたってここじゃ遠いから誰ものせてくれないよ。

でも、おばちゃんのせてくれたでしょ。
あら、そうね。

私は困っている人を見るとほっとけないのよね。

おばちゃんはそこから一番近い駅まで送っていってくれた。電車が間に合わなかったら、沼津駅まで送ってあげるとも言ってくれた。

駅につくと電車が到着するところだった。
またねと改札に向かうが、車にケータイを忘れてしまい、車に取りに走った。
ケータイを受けとると、僕は走って改札を抜けた。
すると、じゃらじゃらじゃらーっと財布から小銭が散らばって拾っているうちに電車が出発してしまった。
でも、なくしたと思っていた記念硬貨が一緒に落ちていたのを見つけてなんか安心した。

車にケータイを忘れ、お金を落として大変だった。
でもそれを見ていた、おじちゃんが笑ってくれたからよかった。

彼は前科持ちで、今は自立支援センターで勤めているそう。
40分くらいずっと話した。

その後はガッタンゴットン電車に揺られ、無事に、日付が変わる5分前には家につくことができた。

会う人会う人がとても優しくて、とてもいい経験になった。
出会った人たちには、ありがとうと共に野菜を渡した。

自分が好きなものを、喜んで受け取ってくれる。

気持ちのいい1日だった。



協力してくれた皆さん、声をかけてくれた皆さん、見守ってくれた皆さん、心配してくれた皆さん、ありがとう。

続く。
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